情報に溢れ、学び方、働き方など様々な価値観の多様化が進む昨今。これからは生き方を自分で選択する時代です。
だからこそ、より良い人生を送るためには、
・自分のことを知り、計画を立て、行動すること
・価値を示す指標の一つであるお金との付き合い方を身につけること
が必要不可欠になると考えられます。
仕事だけではなく、人生においても、切っても切り離せない存在であるお金。欧米に代表されるように、義務教育の場で金融リテラシーの教育が行われるのが世界水準です。しかし日本はお金に対する消極的な文化から、十分な教育が施されないままに社会人をスタートすることになるのです。
良き社会人として旅立つ準備として、また、より良い人生を実現する一つの手段として、金融経済教育をより多くの若い人たちに届けたい。その想いでつくられたのが『design30』です。
この講座では「30歳」を一つのゴールと捉え、目標の設定や目標実現に向けた行動の計画、知識の習得を「お金との関わり」を軸に進めていきます。
テーマ | 項目 | 詳細 |
---|---|---|
30歳になった自分をイメージしよう | お金の視点から将来をイメージして、 今からできることを考える |
★ワーク:30歳の自分は何をしているかを考える |
30歳の手取り収入と必要になる生活費を考える | ★ワーク:なりたい職業の年収を知ろう ★ワーク:本当に受け取ることができる手取り月収を計算しよう ★ワーク:30歳の自分の生活と支出を考えよう |
|
ライフイベントに関わるお金 | 30歳までに起こりうるライフイベントと必要な金額 | ・30歳の生活をイメージしたとき、毎月いくら貯めておく必要があるのか ・貯めるために知るべき「お金の教養」とは |
お金の教養を身に付ける 7つのSTAGE |
お金の教養とは | ・お金の教養のSTAGEをあげる |
1. 考え方 | ・お金はあなたを映す鏡 | |
2. 貯め方 | ・学生のうちから始められる賢い貯蓄方法 | |
3. 使い方 | ・家計簿(P/L)を作ろう ・「投資」「消費」「浪費」を知る |
|
4. 稼ぎ方 | ・収入とは何か ・収入を上げるための方法 ★ワーク:「信用が高い人」「価値が高い人」はどんな人かを考える |
|
5. 増やし方 | ・今から知るべき資産運用とは ・資産運用の仕組み |
|
6. 維持管理 | ・クレジットカードとの正しい付き合い方 | |
7. 社会還元 | ・働くことこそ立派な社会還元 | |
まとめ | 30歳を見据えて、今すべきことを考える | ★ワーク:30歳の「なりたい自分」と「今からできること」 |
30歳をマイルストーンとして金銭面を軸に目標を立てることで、目標を単なる理想で終わらせず、実際の生活に「自分ごと」として落とし込みをすることで、当研修では以下の3つの向上を目指します。
さらに、お金に関する基本的な知識を身につけることは、大人としての責任の自覚を高め、金銭面でのトラブル回避につながります。ひいては、目標の実現を支える大きな原動力としてお金を活用する基礎が身につくため、学生の目標実現を「目標設定の機会提供」と「お金に関する教養習得」の両面からサポートすることが可能です。
対象 | 大学生、専門学校生など、これから社会で活躍する学生 |
---|---|
形式 | ・教室等での対面授業 ・オンライン授業 |
時間 | 90分 |
実施人数 | 10名~500名程度 |
費用 | お問い合わせください。 |
導入例 | ・教養科目やキャリア教育の講義、ゼミの1コマとして ・就職支援の一環として ・大学PRイベントの一環として など |
今までのお金の使い方を振り返ったり、将来のお金の使い方を想像する機会になって、貴重な機会でした。(大学4年生)
これからの過ごし方の重要性をしっかり認識することができた。ただ貯金するのではなく、有効な使い方をしていきたい。(大学4年生)
これから就活を始める中で、30歳の時の生活も考えていく必要があると思える、良い機会になりました。(大学3年生)
働く前にお金の教養を知ることができて、本当に良かったです。(大学4年生)
お金に対する考え方が180度変わりました。若いうちにこのような機会が得られてよかったです。(大学3年生)
日本の教育ではマネーリテラシーが高まりません。そんな中で、このような講義を開催していただいたことで、自分の将来像をイメージしお金に考えるきっかけになりました。(大学1年生)
90分という制約下でのポイント、ゴールまでの見せ方が非常に印象的でした。学生に、貴重なお話と示唆を与えていただきました。
中央大学、東京女子大学、東京電機大学 ほか