ダイジェスト版 パラレルインカム・ストーリー1
自分の生き方を問い直し、
会社からの独立を決意
大江 信明さん40代・男性・千葉県在住 | |
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自営業(マーケティング支援、業務改善支援) | |
不労所得 | 不動産から 1,000万円 |
収入バランス | 不労所得≒労働所得 |
家族構成 | 本人、妻、子ども |
私は新卒で入社した広告代理店に5年半勤務後、人材サービスの会社に転職し、広告の仕事にかかわってきました。
仕事にはやりがいがあり、結婚して家庭も持ち、順風満帆に過ごしていたつもりでしたが、突然大きな壁にぶつかってしまいます。2008年に起きたリーマンショックです。
世界的な景気低迷のあおりを受け、会社ではリストラが行われ、一緒に仕事をしていた仲間が次々と退社していくことに。その様子を見ながら「これは他人事ではない。こんな出来事を40〜50代で経験したら危ない」との危機感を抱いたのを今でも覚えています。
実は、それまで給料から一定額を天引きする形で自社株を購入していたのですが、やはりリーマンショックで水の泡と化してしまい、ただ「株は怖い」という恐怖心だけが残りました。
2011年、第二子誕生をきっかけに、いよいよ真剣にお金と向き合おうと決意。初めてライフプランを作成し、貯金代わりに積立型の生命保険に加入すると同時に、貯蓄習慣を身につけたいと考え、本を参考にしながら家計改善を進めていきました。
少しずつお金が貯まってきたことで、あらためて投資にチャレンジしたいと考えるようになりましたが、リーマンショックの経験から株式に手を出す気にはなれません。毎月の収入の補填になるような方法として、不動産投資を選択することにしました。
学んだ知識をもとに、2017年から年1棟ペースで不動産を購入していき、2020年頃には不動産からの不労所得(キャッシュフロー)が生活費を上回る、経済的自由の状況を実現することができたのです。
「もう家族を路頭に迷わせる心配はない」という不安のない経済状況が背中を後押しして、会社からの独立を決意し、フリーランスとなりました。
現在は、フリーランスとしてのマーケティング支援の仕事に加えて、新たにクラフトビールのビアバーを開店するために奔走しています。飲食店は未経験の分野ですが、前々からの夢であり、ワクワクしながら取り組んでいます。これも、資産所得である不動産からの不労所得が生活費を超え、経済的自由な状態になったからこそチャレンジできたことです。
これからは複数の仕事を多拠点で行いつつ、将来的には大好きなビールをライフワークとしながらも、水と空気のきれいな地方都市に移住し、ゆったりしたペースで暮らしたいと計画しています。
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「パラレルインカム」のはじめ方
泉正人(著)
ファイナンシャルアカデミー(監修)