これって常識!?
大人のマネークイズ
【保険編】
Q1
生命保険には、保障の主な部分である主契約と、保障内容を充実させる特約があります。保険を解約した場合、主契約と特約は次のうち、どうなるのが正解でしょうか?
- 1. 主契約は消滅するが特約は消滅しない
- 2. 主契約と特約の両方が消滅する
- 3. 主契約は消滅しないが、特約は消滅する
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2. 主契約と特約の両方が消滅する
生命保険は、保障のおもな部分である主契約と、保障内容を充実させる特約をセットにして契約することができます。生命保険の契約を解約すると、主契約と特約の両方が消滅します。特約だけを残すことはできません。多くの保険では、主契約を残して、特約だけを外すことはできます。ただし、保険会社や個別の商品によって、契約上の条件があります。ご自身の保険を見直すときには、どのような取り扱いになるか、保険会社などに確認するようにしましょう。
Q2
次のうち、実際には存在しない保険はどれでしょうか?
- 1. ホールインワンを達成した時に給付金がもらえるゴルファー保険
- 2. 飼っているインコが病気になった時に給付金がもらえるペット保険
- 3. 株式投資で損失が出たときに給付金がもらえる投資家保険
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3. 株式投資で損失が出たときに給付金がもらえる投資家保険
死亡した際に保険金がもらえる生命保険や病気、怪我に備える医療保険、自動車保険、火災保険、海外旅行保険以外にも保険には実に様々なものがあります。たとえば、ゴルファー保険では、打ったボールで他人に怪我をさせてしまった場合、誤ってクラブを折ってしまった場合に給付金がもらえるだけでなく、ホールインワンを達成した際にかかった祝賀費用を負担してもらえるものが主流です。それから、近年注目を浴びつつあるペット保険。ペットにかかった医療費の実費が給付金としてもらえます。犬や猫だけでなく、インコやオウムなどの鳥類やカメやイグアナなどの爬虫類が対象になる保険もあります。ただし、残念ながら投資で出た損失を補てんしてくれる保険は存在しません。投資はあくまでも自己責任で、ということですね。したがって、3が正解です。
Q3
次のうち、同じ金額の死亡保障をつけた場合にもっとも保険料が高いのはどれでしょうか?
- 1. 定期保険
- 2. 終身保険
- 3. 養老保険
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3. 養老保険
ひとくちに死亡保障のある生命保険といっても、商品の仕組みはひとつではありません。定期保険は、あらかじめ保険期間を定め、その間に死亡した場合のみ死亡保険金が受け取れる仕組みの生命保険。満期保険金はありません。終身保険も定期保険と同様に死亡した場合のみ死亡保険金が受け取れますが、こちらは保険期間が一生涯。人はいつか必ず死ぬ=死亡保険金の支払いが発生するので、定期保険に比べると保険金が高くなります。そして、あらかじめ保険期間を定め、その間に死亡すれば死亡保険金が、生きて満期を迎えれば満期保険金が受け取れるのが養老保険。死亡保険金と満期保険金は同額です。貯蓄性が高い分だけ保険料は終身保険よりも高くなります。したがって、3が正解です。
Q4
多くの生命保険では、契約するときに、保険料を払い込む期間を選ぶことができます。保険金額、年齢、性別などが同じ条件のとき、払込期間が「終身払い」、「10年払い」、「一時払い」で比べると、一般的には毎回支払う保険料はどれが最も安くなるでしょうか?
- 1. 終身払い
- 2. 10年払い
- 3. 一時払い
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1. 終身払い
生命保険料の払込期間には、「有期払込」、「終身払込」、「一時払」の3種類があります。有期払込は、保険料の払い込みが一定期間または一定年齢で満了するタイプで、10年払、20年払、60歳払などがあります。終身払込は、保険料を一生涯支払うタイプで、支払う期間や総支払額は契約者の年齢や寿命によって変わります。一時払は、保険料を一度で支払うタイプです。一般的な生命保険では、保険金額、年齢、性別などが同じ条件のときは、1回あたりに支払う保険料は終身払が最も安くなります。ただし、終身払と10年払では、年齢などによって保険料に大きな差がないこともあります。
Q5
一定期間中だけを保障する生命保険には、更新型といって、契約を更新できるものがあります。更新をすることでそれまでの契約から変更になるのは次のうちどれでしょうか?
- 1. 保障内容
- 2. 保障期間
- 3. 保険料
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3. 保険料
定期保険や医療保険などの生命保険のうち、一定期間を保障する保険には、「更新型」というものがあります。更新は、保険期間が終了した後も、従前と同じ保険金額、保障期間、保障内容で契約を継続できるしくみです。保険契約を更新すると、更新時での年齢と保険料率によって、保険料が再計算されます。このため、毎回支払う保険料は更新前よりも高くなるのが一般的です。なお、保険金額には一定の限度額があることもあります。
Q6
保険期間中に保険の対象となる被保険者が死亡したときには死亡保険金が、満期時に生存していたときには満期保険金が受け取れる保険は次のうちどれでしょうか?
- 1. 終身保険
- 2. 定期保険
- 3. 養老保険
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3. 養老保険
養老保険は、保険期間が一定で、その間に保険の対象となる被保険者が死亡したときには死亡保険金が、満期時に生存していたときには満期保険金が受け取れます。死亡保険金と満期保険金は、同額に設定されます。養老保険は、保険期間中に被保険者が死亡しても、保険期間終了時に生存していても保険金が受け取れるため、保険料は定期保険に比べて高くなります。
Q7
生命保険の医療特約や医療保険には、「特定疾病保障保険」などと呼ばれ三大生活習慣病を保障の対象とするものがあります。次のうち、三大生活習慣病ではないものはどれでしょうか?
- 1. 急性心筋梗塞
- 2. 高血圧
- 3. 脳卒中
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2. 高血圧
三大生活習慣病とは、ガン、急性心筋梗塞、脳卒中のことを指します。生命保険のひとつである「特定疾病保障保険」や「三大疾病保障保険」は、これらの病気によって所定の状態になった場合に、生きているうちに死亡保険金と同額の保険金を受け取れる保険です。なお、生きているうちに保険金を受け取るとその時点で契約は消滅します。したがって、その後死亡した時には死亡保険金を受け取れません。
Q8
地震による損害を補償する地震保険は、自宅の建物や家財を補償の対象として契約することができる保険です。次のうち、家財にかけられる保険金の限度額はいくらでしょうか?
- 1. 500万円
- 2. 1,000万円
- 3. 5,000万円
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2. 1,000万円
地震保険は、地震やそれに伴う津波が原因で受けた損害を補償する保険です。居住用の建物は5,000万円、家財は1,000万円を限度に保険金を設定することができます。ただし、地震保険は火災保険とセットでないと契約できません。また、地震保険の金額は火災保険の保険金額の30%〜50%の範囲内が原則です。なお、すでに火災保険を契約されている方は、契約期間の中途からでも地震保険に加入できます。
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