これって常識!?
マネークイズ
【資産運用編】

Q1

1万円の利益が得られるのは、次のうちどれでしょうか?(手数料、税金は考慮しない)

  • 1. 100万円を年利0.1%の定期預金に1年間預ける
  • 2. 1ドル=100円の時に1,000ドルを買い、1ドル=90円の時に売る
  • 3. 1株=1,000円の時に100株を買い、1株1,100円の時に売る

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3. 1株=1,000円の時に100株を買い、1株1,100円の時に売る

1.100万円を年利0.1%の定期預金に1年間預けた場合の利益は、100万円×0.1%=1,000円なので不正解。2.1ドル=100円の時に1,000ドルを買うのに必要なお金は100円×1,000ドル=10万円。1ドル=90円の時にこの1,000ドルを売ったとすると、戻ってくるお金は、90円×1,000ドル=9万円。というわけで、1万円の損失が出ることに。3.1株=1,000円の時に100株を買うのに必要なお金は1,000円×100株=10万円。これを1株1,100円の時に売ると、1,100円×100株=11万円が戻ってくるので、1万円の利益が出ます。したがって、3.が正解です。

Q2

仮想通貨は、実際に現金のやり取りをしなくても、商品の売買ができる通貨です。普及とともにさまざまな用途に用いられていますが、次のうち、仮想通貨でできないことはどれでしょうか?

  • 1. 買い物の決済
  • 2. 給与の受け取り
  • 3. 納税

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3. 納税

「仮想通貨」とは、オンラインで使える通貨のことを指します。仮想マネー、バーチャルマネー、バーチャル通貨などとも呼ばれます。リアルな世界で現金とモノを交換しなくても、モノやサービスを手に入れることができるので、おもにオンラインショッピングやゲームの有料サービスなどの取引で利用されています。仮想通貨には様々な種類があります。なかには、日本円やアメリカドルと仮想通貨を交換する、両替ができるものや、海外では給料の受け取りに使われているものもあります。2023年8月現在、日本では、仮想通貨での納税はできません。

Q3

個人でも少額から購入できる個人向け国債。その金利のタイプには変動金利型と固定金利型がありますが、このうち変動金利型の満期は次のうちどれでしょうか?

  • 1. 3年
  • 2. 5年
  • 3. 10年

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3. 10年

個人向け国債は、1万円以上、1万円単位で、証券会社や銀行などで購入できる国債です。金利には固定金利型と、変動金利型の2タイプがあり、このうち変動金利型の満期は10年です。金利は半年ごとに、基準金利(10年国債)の金利に応じて変動します。購入から1年後以降はいつでも中途換金できます。なお、平成24年3月からは「個人向け復興応援国債」という名前になり、東日本大震災からの復興を図るための事業資金として活用されています。

Q4

金融商品には、「安全性」、「収益性」、「流動性」の3つの側面があります。このうち、元本や利息の支払いの確実性を示すのは次のうちのどれでしょうか?

  • 1. 安全性
  • 2. 収益性
  • 3. 流動性

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1. 安全性

「安全性」、「収益性」、「流動性」という3つの側面のうち、元本や利息の支払いの確実性を示すのは「安全性」です。例えば、預金は、預け先の銀行が経営破たんした場合でも、元本1,000万円とその利息が保護されますので安全性が高い商品です。なお、「収益性」は期待される収益を、「流動性」は換金のしやすさ表しています。「安全性」、「収益性」、「流動性」を全て備えている商品はありませんので、特徴を活かしてこれらをバランスよく組み合わせることが大切です。

Q5

会社員の人が、給与天引きで積み立て貯蓄ができるのが財形貯蓄。財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄では一定金額まで非課税になっていますが、非課税になるのは、元本と利息合わせていくらまででしょうか?

  • 1. 350万円
  • 2. 450万円
  • 3. 550万円

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3. 550万円

財形貯蓄のうち、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄は、元本と利息の合計550万円までは課税の対象になりません。財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄の両方に加入する場合も、合計で550万円までが非課税です。ただし、財形年金貯蓄を保険型商品で行う場合は、払い込んだ保険料の累計額385万円までが非課税になります。また、年金受け取りや住宅購入といった目的外の払戻しをする場合には課税されますので注意しましょう。

Q6

通貨を売買することによってリターンを狙うFX(外国為替証拠金取引)は、少ない資金で大きな額の取引ができます。では、取引ができるのは最大で元本の何倍まででしょうか?

  • 1. 約3.3倍
  • 2. 10倍
  • 3. 25倍

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3. 25倍

FX(外国為替証拠金取引)は、通貨を売買することでリターンを狙う取引です。一定額を証拠金、つまり担保として預けることで、手持ちの元本よりも大きな額の取引ができます。これを「レバレッジ効果」といいます。現在、取引できる金額は元本の最大25倍までと定められています。ただし、レバレッジが大きくなるほどリスクも大きくなるので、この点には十分に注意して取引を行うことが重要です。

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