料理人の家庭に育ち、料理の世界には漠然とした興味があった
ホテルからチェーン展開するダイニング・キッチンまで、様々な飲食店で経験を積む
様々な飲食店での経験から導いた「ラグジュアリーな日常を売る」という自身の理想を具現化
作りたい店をより具現化させるため、お金の余裕が必要と気づき投資を始める
海外の一流シェフの情熱を目の当たりにし、刺激を受ける
体を壊すと店の経営が継続できず、お客様にも迷惑をかけてしまうリスクを回避したいと思う
知人の勧めで、体系的にお金について学ぶことを決める
一流になると決めてから十数年。米「人生を変える世界のトップレストラン10」に選出され世界中から認められるシェフへ
2つの物件からの家賃収入が、心と経営の安定につながり、より仕事に集中することができるようになる
お金を気にせず物事をジャッジでき、お金があることにより、心に余裕が持てていることを実感する
世界での評価が高まったことで、世界中からの顧客によって予約が取りづらい店となる
アドバイザーとして貢献する函館料理学会では、海外トップシェフと日本をつなぐ架け橋に
「料理の世界で一流になる」、十代でそう決めて、様々なジャンルの料理と職場を経験しました。老舗フレンチ、チェーン展開のダイニング、ワインバー、ウェディングバンケット。経験を積み、自分の好きなもの、こだわりたいものを具現化したいと思ったときに、少ない席数で手をつくしておもてなしをするという今の世界観が見えてきたんです。オーナーシェフとして、「1日2組」限定の理想のレストランをオープンしました。はじめは「とりあえず、つぶれなければ、飯を食っていければ、毎日精一杯仕事ができればいいな」と思っていました。
オーナーシェフは、料理を作るだけではなく、経営を考えなければなりません。作りたい店を具現化していくには、お金の余裕が必要だ、と気付かされました。自己流で投資を始めたのもこの頃です。世界の美食家に来てもらって、ラグジュアリーな空間を提供しているのに、自分は街のコックさん程度の収入しかない、というのは求めていませんでした。少し華やかな、本当に一流の人しか味わえない蜜を知りたい、と思っていたんです。
自分の店を持ってから2年後、世界的権威であるスペインの国際料理学会“Lo mejor de la Gastronomia”から日本代表として招待されました。英語の勉強を続けていて、スペイン語も学び、プレゼンテーションには自信がありました。意気揚々と発表に臨んだのですが、発表している自分よりも、質問してくる人たちのほうが、日本の料理や文化についての造詣が深かったんです。「和」についてもっと知識を深めなければと、「勉強」にのめり込みましたね。
料理の研鑽をどんなに積んでも消えない不安もありました。料理人という仕事は、アスリートと同じです。日々、火やナイフを使うのでケガもつきものですし、食べたり飲んだりして、体を壊すのもつきものです。しかも、僕がお店に立てなくなっても経営が続けられるのかといったら、できないんです。料理人という道が閉ざされたときも家族を食べさせていきたいという想いは常にある。だから、料理人としてのスキルを磨く一方で、資産運用やお金について体系的に学ばねばと思い、「不動産投資スクール」を受講しました。
TAKAZAWAは、アメリカの専門誌による「人生を変える世界のトップレストラン10」に選出され、世界中から注目され始めました。この段階で、前のめりになりすぎて人間関係や金銭感覚が壊れてしまう人も多いと聞きます。この頃、不動産投資による収入を順調に増やせていたことで、冷静になれたところがあるかもしれません。料理人としての収入以外に収入があるということの安心感は大きかったですね。お金って、使うか使わないかは別にして、自分のそばにあるとどこか心に余裕が持てるものだと思うんです。お金が足りないと、すごく焦ってしまったり、必要以上に頑張りすぎたりしますよね。でも、少しあるとわかるとペースダウンできるし、安心することで正確なジャッジができると感じています。
余裕があるからこそ、自由な発想で料理を追求することができます。10席という少ない席数で、ラグジュアリーな“非日常”を売るのがTAKAZAWAです。世界中から訪れる大富豪や美食家をおもてなしするときにも、自分の余裕と経験が活きていると感じます。今後も、料理を通じて日本の良さを世界に伝え、世界との架け橋となりたいと思います。
2021年6月22日追記
当校では、受講生および講師・スタッフの安全・安心を最優先に考え、政府・東京都の最新の方針に則り、教室定員を緩和し、感染予防・拡大防止策を十分に講じた上で教室での講座を開催・運営しております。
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